夕方になると肩がガチガチ…それ、座り方のせいかもしれません

デスクワークしてると、夕方ごろには肩がガチガチ、腰が重い、なんか首が前に出てる気がする……なんてこと、ありませんか?

特に30〜50代の方は、仕事に加えて家事や育児もあって、自分の体のことって後回しになりがちですよね。でも、その肩こりや腰痛、実は座り方の環境を少し変えるだけで、かなりラクになる可能性があるんです。

「背筋ピンッ!」って気合いで姿勢を正そうとしても、すぐ忘れちゃいますよね。正直それ、しんどいし続かない。疲れにくい座り方のコツって、実は体に余計な力が入らない環境をつくることなんです。

厚生労働省のガイドラインでも、椅子や机は作業者の姿勢に合わせて調整することを優先するよう示しています。つまり、気合いじゃなくてセッティングが大事、ってことです。

目次

猫背・反り腰を防ぐ基本は「90度ルール」

まず最初に見てほしいのはこの3つだけ。

  • 足裏が床についている
  • 膝がだいたい直角
  • 肘もだいたい直角でキーボードに手が届く

これが整うだけで、肩のすくみや首まわりの緊張がかなり変わります。カナダ労働安全衛生センターも、肘を体の近くに置いて約90度に曲げ、肩はリラックスさせることをオフィス作業の目安として推奨しています。

椅子が高くて足が浮いていると腰や太ももに負担がかかるし、机が高すぎると肩が上がって肩こりの原因に。逆に机が低すぎると背中が丸まって猫背になりやすくなります。まずはこの3点から確認してみてください。

椅子の高さは「足裏が床につく」が最優先

座ったとき、足裏全体がちゃんと床についていますか?足がブラブラ浮いてる状態だと、骨盤が安定しにくくて腰や太ももに余計な力が入り続けます。

座面の奥行きも大事で、深く座ったとき膝の裏と座面の端のすき間に指2〜3本分の余裕があるのが理想です。

座面が深すぎると骨盤が後ろに倒れて猫背になりやすく、浅すぎると腰が支えられなくて反り腰になりやすい。厚生労働省も「まず椅子の高さを合わせてから机の高さを調整する」という順番をすすめています。椅子が先、机が後。この順番で整えていきましょう。

机の高さ、肩が上がってたらアウト

肘を約90度に曲げたとき、肩がすくまずキーボードに手が届く高さが目安です。

机が高すぎると、キーを打つたびに肩が上がった状態になって、首から肩の筋肉がずっと緊張しっぱなしに。肩こりや頭痛につながることもあります。逆に低すぎると手元をのぞき込む姿勢になって、猫背やストレートネックの原因になります。

在宅ワークでダイニングテーブルを使っている方は要注意。食事用に作られているので、パソコン作業にはちょっと高めなことが多いんです。そのときは椅子を上げて、足元にフットレストや箱を置くだけでもかなり変わりますよ。

モニターは「見上げない・のぞき込まない」位置に

首が疲れやすい方は、まずモニターの高さを確認してみてください。

画面が低いと頭が前に出て、首の後ろや肩に負担がかかり続けます。いわゆるスマホ首やストレートネックになりやすい姿勢です。

目安は画面の上端が目の高さか少し下になる位置。米国防保健局も、モニター上部を目の高さに合わせて、画面中央をやや下向きの視線で見られるようにすることをすすめています。

ノートパソコンを長時間使う方は、PCスタンドや本で高さを上げて、外付けキーボードとマウスを使うだけで首・肩への負担がだいぶ減ります。また、体をひねってモニターを見る状態も体に負担がかかるので、画面は必ず正面に置きましょう。

どんな椅子よりも大事なこと

正直、どれだけ良い椅子に座っていても、同じ姿勢を何時間も続けること自体が体への負担になります。

筋肉は動かさない状態が続くと血流が悪くなって、こりやだるさが出てきます。姿勢を固めようとするより、こまめに動くことの方がずっと大事です。

おすすめは30分〜1時間に一度、少し立ち上がること。トイレに行く、飲み物を取りに行く、肩を回す、背伸びをする。それだけで体への負担がリセットされます。「気づいたら2時間座りっぱなし…」という方は、スマホのタイマーを活用するのがおすすめです。


今日の座り方、チェックしてみて

デスクに座ったら、こんなポイントを確認してみてください。

  • 足裏はちゃんと床についている?
  • 膝の裏に少し余裕がある?
  • 骨盤が後ろに倒れすぎていない?
  • 腰が軽く支えられている?
  • 肩がすくまずキーボードを打てる?
  • 画面を見上げたり、のぞき込んだりしていない?
  • 首や体をひねって作業していない?

全部一気に完璧にしなくて大丈夫。まず「足裏を床につける」「タオルを腰に入れてみる」「画面を少し上げてみる」など、できるところから始めてみてください。小さな変化でも、毎日続けると体は必ず変わっていきます。

まとめ|がんばらない姿勢づくりが、一番続く

猫背・反り腰・肩こり・腰痛を防ぐカギは、気合いじゃなくて環境を整えることです。

  • 足裏を床につける
  • 膝と肘を90度前後にする
  • 腰をふんわり支える(タオルでOK)
  • モニターを見上げない位置に置く
  • 30分〜1時間に一度、立ち上がる

毎日のデスクワーク姿勢は、じわじわと体に影響します。だからこそ、椅子の高さや画面の位置をちょっと変えるだけでも、肩や腰の負担がラクになることがあります。

「最近、肩こりがつらい」「腰が重くて集中できない」「猫背や反り腰が気になる」そんな方は、まず今日の座り方から見直してみてくださいね。

お体の痛みや不調、姿勢のお悩みなど気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。


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