ママも子どももスマホっ子——首こり・肩こり、親子でほっといて大丈夫?

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「首が痛い」「肩がこる」——子どもでもなるの?

「うちの子、最近肩こりって言うんだけど…気のせいかな?」

そんな声、私にもよく届くようになりました。

少し前まで、ストレートネックや首こりといえば、長時間デスクワークをこなす30〜40代の話でした。
でも最近は10代の子ども、なかには小学生でも
「首が痛い」「肩が重い」と訴えるケースが増えています。

その大きな原因のひとつが、スマホ・タブレット・Switchなどの長時間使用です。

もちろん、「スマホをやめなさい」なんて現実的ではありませんよね。
連絡ツールとしても、学習ツールとしても、デジタル機器はもう生活の一部。
でも、使い方とケアを知っていれば、体への負担はグッと減らせます!

猫背・巻き肩・ストレートネックはセットで起こりやすい

「ストレートネックって、首だけの問題じゃないの?」と思うかもしれません。

でも実は、首の下にある背中や肩甲骨の状態が深く関係しています。スマホを見るとき、こんな流れが体の中で起きています。

背中が丸まる(猫背)
  ↓
胸が縮み、肩甲骨が外に広がる(巻き肩)
  ↓
頭だけが前に突き出る
  ↓
ストレートネック・スマホ首の完成…

だから、首だけをほぐしたり伸ばしたりしても改善しにくいんです。
胸まわり・肩甲骨・背中・体幹まで含めてアプローチすることが大切です。

スマホを見るだけで、首への負担は何倍にも?

人間の頭の重さは約4.5〜5.5kg。ボウリングの球と同じくらいです。

まっすぐ前を向いているときは、背骨がうまくバランスをとって支えてくれています。
でも、下を向く角度が大きくなるほど、首にかかる負担は一気に増えていきます。

Hansraj博士の研究では、頭が前に大きく傾くほど頸椎への負担が著しく増加することが示されています。
たとえば60度ほど前傾すると、負担は静止時の数倍にのぼると報告されています。

まだ首まわりの筋肉が細くて発達途中の子どもにとっては、大人以上に負担が大きい姿勢です。肩こり・首こり・頭痛・背中の張りが慢性化する前に、今から対策を始めましょう!

子どもの「筋力低下」も見逃せない

現代の子どもは、昔と比べて圧倒的に体を動かす機会が減っています。

40年前の子どもは、鬼ごっこ・木登り・ボール遊びを通じて自然と全身の筋肉を鍛えていました。
走る・投げる・踏ん張る——そういった動きの中で、体幹や肩甲骨まわり、首を支える筋肉もちゃんと育っていたんです。

文部科学省・スポーツ庁の体力・運動能力調査でも、子どもの体力や運動習慣の変化は長年にわたって課題として挙げられています。

特に問題になりやすいのが、こんな筋肉の弱化です。

  • 深層頸部屈筋(首のインナーマッスル):頭が前に出るのを防ぐ役割
  • 前鋸筋・僧帽筋中部〜下部:肩甲骨を安定させる役割

これらがうまく働かないと、首の後ろ側だけが頑張り続けることになります。その結果、肩こり・首こりが慢性化しやすくなるんです。

巻き肩が続くと「しびれ・だるさ」にもつながることがある

巻き肩が長く続くと、見た目の問題だけでなく、体の不調にまで発展することがあります。

肩が前に入ると胸の前側が縮こまり、首から腕に向かう神経や血管の通り道が狭くなります。
これが胸郭出口症候群に似た症状——腕のだるさ・手のしびれ・肩から腕にかけての重さ——につながることもあります。

こういった症状が出ている場合は、自己判断せず、まずは医療機関で確認してください。

スマホ首や前傾姿勢と若者の不調の関連は研究でも指摘されています。「子どもだから大丈夫」と思わず、姿勢の乱れが蓄積する前に手を打つことが大切です。

親子でできる!スマホ姿勢の見直し3ポイント

スマホやゲームを「禁止」するより、「体に負担の少ない使い方」を親子で習慣にするのがおすすめです。

① 画面の高さを上げる 膝の上やお腹の前でスマホを持つと、首が大きく下を向きます。できるだけ顔の高さに近づけるだけで、首への負担はグッと減ります。

② 20分ごとに休憩をはさむ 20分使ったら一度立ち上がって、遠くを見る・肩をまわす・背伸びをする。これだけでも首や肩の筋肉がだいぶ楽になります。

③ 座り方を見直す 床で長時間座って背中を丸めるのは負担大。椅子に座って骨盤を立て、足裏が床につく高さに調整するのがおすすめです。

今日から始められる!簡単セルフケア3選

親子で一緒にやってみましょう。痛みがある場合は無理せずに。

① 胸を開くストレッチ 両手を後ろで組んで、肩甲骨を軽く寄せるように胸を開きます。巻き肩で縮こまりがちな胸の前側をゆっくり伸ばしましょう。

② あご引き運動(チンタック) 壁に背中をつけて立ち、あごを軽く引きます。二重あごを作るようなイメージです。首の後ろを長くする感覚で行うと、頭が前に出るクセを整える練習になります。

③ 肩甲骨を動かす運動 肩をすくめるのではなく、肩甲骨を背中の中央に寄せるように動かします。猫背・巻き肩の改善にはこの動きが欠かせません!

⚠️ しびれ・頭痛・めまい・腕の違和感がある場合は、自己判断せず専門家にご相談ください。

子どもの姿勢は、家族みんなで変えていける

「ちゃんと座りなさい!」「スマホばかり見ないで!」——言いたくなる気持ちはわかりますが、子どもが姿勢を意識し続けるのはなかなか難しいもの。

だからこそ、家族みんなで取り組む習慣が大切です。

  • 食事中はスマホなし
  • 寝る前のスマホ時間を短くする
  • ゲームの後は親子で肩まわしをセット
  • 休日はちょっとお外を歩く

そしてこれは、子育て・仕事・家事に追われているお母さん・お父さん自身にも必要なケアです。気づいたら猫背、肩こりが当たり前になっている……そんな方は、子どもと一緒に姿勢を見直す絶好のチャンスですよ!

まとめ——スマホ時代だからこそ、姿勢ケアを習慣に

猫背・巻き肩・ストレートネックは、それぞれ別の問題に見えて、実はひとつながりで起こっています。

スマホやSwitchの使用が増えた今、子どもの首や肩への負担は思っている以上に大きくなっています。外遊びの減少による筋力低下も重なれば、肩こりや首こりが慢性化するリスクはさらに高まります。

「まだ子どもだから大丈夫」は要注意。今のうちから小さな習慣を積み重ねることが、将来の体を守ることにつながります。

使い方を見直す。姿勢をリセットする時間を作る。親子で体を動かす習慣を持つ。

それだけで、首や肩への負担は大きく変わっていきます。
ぜひ今日から、できることから始めてみてください!

お身体の痛みや不調、姿勢のお悩みなど、気になることはいつでもお気軽にご相談ください😊

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